MacでPapervision3D
2008年6月5日現在、Papervision3Dの最新版(2.0Alpha)をダウンロードするには、Subversion (SVN)という仕組みを使ってダウンロードする必要があります。
※2008年9月19日追記:Papervision3DとMy Subversion Pakageのバージョンが新しくなっていたので、それに合わせて改訂しました。
Mac用SVNクライアント
SVNは、FTPなどと同じように、クライアントアプリケーションをインストールして利用します。Mac用アプリをググってみると、SCPluginとsvnXが見つかりました。今回はお手軽に使えそうなsvnXにしてみました。
参考リンク:Mac de Subversion、svnX
svnXのインストール
ダウンロードしたdmgファイルを開いて、アプリケーションフォルダにコピーします。続いて「My Subversion Package」をこのサイトからダウンロードしインストールします。これをインストールしないとsvnXを起動したときに警告が表示されてしまいます。
参考リンク:PV3DをDLしよう 、Papervision3D 1
ターミナルもしくはファインダーの「フォルダへ移動」を使って、Macの以下のフォルダに、svn*というファイルが7つ作成されているか確認します。
/usr/local/bin
ファイルがあれば準備完了です。早速svnXを起動してみます。初回起動の際の確認などをパスすると、ウィンドウが2つ開いた状態になると思います。そのうちRepositoriesの方にある+ボタンをクリックして以下のように入力します。
Name:Papervision3D(とりあえず何でも良いようです。) Path:https://papervision3d.googlecode.com/svn/trunk/
ウィンドウ上部のリストに追加されたURLをダブルクリックすると、以下のウィンドウが表示され、サーバへ接続を開始します。
接続が完了すると、フォルダをブラウズできるので、以下のフォルダを見つけてダウンロードします。
branches/cs4/src/
ダウンロードは、ウィンドウ右上の「svn checkout」か「svn export」アイコンをクリックします。(どちらが良いのか分かりませんが、今回は「svn export」にしてみました。)続いて確認用のサンプルを同じようにダウンロードします。(今回はFlashCS3用。他にFlex用などがあります。)
as3/trunk/examples/FlashCS3/helloMouse3D/
パスを通す
FlashなどからPapervision3Dを参照できるようにします(パスを通すというそうです。)。まずダウンロードした「src」フォルダを自分が分かりやすい所に移動します。今回は以下にしました。
/Users/hogehoge/myLocal/Papervision3D/src/
次に、Flashから「src」フォルダを参照します。Flahsの環境設定を開き、カテゴリ「ActionScript」の言語「ActionScript3.0設定」で、上記のパスを参照すると、以下が追加されます。
Macintosh HD:Users:user:myLocal:Papervision3D:src
念のためFlashを終了し、再度環境設定を開きパスが追加されているか確認したら、先ほどのサンプルFlaファイルを開いてパブリッシュします。設定に問題がなければ、パックマンの様な球体が表示されるはずです。
Flexの場合 ※2008年6月7日追加
解説しているサイトが中々見つからなかったのですが、Windows向けのYouTubeの動画を参考にしました。ビデオの前半はSVNについてで後半5分あたりからFlexの解説になります。
これによると、Flexプロジェクトの中に、Papervision3Dのファイルを配置するようです。出来れば、上記のFlashと同じフォルダを参照したいところですが、やり方が分からないのでビデオと同じ方法にしてみます。
Flexを起動し、ファイルメニューから「新規Flexプロジェクト」を選択しプロジェクトを作成します。「src」フォルダが自動で作成されるのでこの中に、Papervision3Dの「src」フォルダの中身をコピーします。